2020.02.27

RENAULT PRESSE #97 SPECIAL:RENAULT supports your Passion. 趣味と暮らしをアシストするフランス生まれのカングー。


  • Renault Presse #097,FEBRUARY 2020
    Words by Yuichiro Tsuji
    Photos by Fumihiko Ikemoto
    Edit by Yosuke Ishii(HOUYHNHNM), Shota Kato
  • RENAULT supports your Passion.
    趣味と暮らしをアシストするフランス生まれのカングー。

    山田 昭一 PR, ディレクター

  • カングーが誇る高い積載力は、多種多様のギアが必要な
  • アウトドアアクティビティとの親和性が抜群。
  • さまざまなアパレルブランドのPRとして活躍する山田昭一さんのナビゲートで、
  • 山梨県のとある山へ、渓流釣りへと向かった。
  •  ポップなデザインと高い積載力で生活を支える「ルノー カングー」。活躍するのは高いビルが軒を連ねる都会だけとは限らない。多くの荷物を必要とするアウトドアアクティビティにおいても重宝する。

     今回カングーに乗るのは、さまざまなブランドのPRやブランドディレクションを手がける山田昭一さん。釣り、キャンプ、サーフィンなどに精通する彼の休日に密着した。キャンプと渓流釣りのために、山梨県の某所へ。

     アウトドア好きな人たちがギアにこだわるように、クルマに乗る上で山田さんには譲れない条件がある。それは積載力だ。アウトドアアクティビティにギアはつきもの。それをきちんと積み込めないと、そもそもの前提が崩れてしまう。

     「カングーは高さがあるのがいい。ストーブとか、縦に長いキャンプ用品を積むのに必要なんです。後部座席に友人を乗せる場合、高さがある分、荷物を積み上げることもできます。観音開きのバックドアも魅力的ですね。荷物の出し入れをスムーズにできるので」


  • 大容量のラゲッジスペースはたくさんの道具を積み込んでもスペースが余るほど。フロアの高さが低くてフラットだから、高さや重さのあるギアの積み下ろしもスムーズだ。


  • カングーの室内空間は身長180cm以上の山田さんが乗っても快適。高いアイポイントは視界が見やすく、3D マテリアルファブリックシートがドライブの疲労を軽減してくれる。

  •  山田さんはカングーの乗り心地について、「ちょっとアクセルを踏んだだけでエンジンがしっかりと反応するし、ブレーキの効きもしっかりしている。それに、そんなに大きなクルマではないから小回りが効く。細かな道でも運転しやすかったのはうれしいです」と明かしてくれた。


  • ユーティリティだけでなく走行性能もカングーの魅力。1.2Lターボエンジンと電子制御6速AT(6EDC)、または6速MTの組み合わせによって、ロングドライブもパワフルに移動できる。


  • 山道には坂道がつきものだが、ヒルスタートアシストが発進操作をサポートしてくれる。適切な駆動力を確保するエクステンデッドグリップは泥道などの悪路をものともしない。

  •  もともと登山やクライミング、キャンプを経験してきた山田さん。行き着いた先に渓流釣りがあった。どこか山登りとリンクする部分があるという。

     「山に設置したキャンプを拠点に釣りを楽しむというのが、自分のアウトドアの楽しみ方。自然の中にいると五感が研ぎ澄まされて、聴力と視力も向上しますし、体内時計も正常になるんですよ」

     落ち葉や小枝を踏む音によって誰かが接近してきたことを感じ取ったり、遠くの景色の中に何か動くものを見つけたり。些細な変化を機敏に感じることによって、野生の勘のようなものを身につけられるのかもしれない。ベースキャンプの設置が完了すると、釣りの準備に。釣竿をセットしたら、服を着替えて川へ。魚のいるポイントを探す。

     「ぼくが渓流のテンカラ釣りに惹かれたのは、すごくアナログなアクティビティだから。餌に見立てた毛針を狙ったポジションに投げて釣るんですが、魚は賢いのでなかなか騙すことができない。釣るためには経験と技術、戦略が必要。それを考えて実行するのが楽しいんです」

     釣りをはじめた当初は、まったく釣ることができなかった。でも、続けていく上で反省点を振り返ったり、どんな方法で進むべきかを試すなど、試行錯誤を繰り返した。

     「たとえ魚が釣れなくても、そこまでの工程が楽しい。上流を目指すルートを考えたり、環境に合わせて毛針を選んだり、魚に気配を察知されないように立ち位置を選んでから針を投げたり。いろんな戦略を立てて釣りを楽しみます。だから釣れなかったときのほうが得るものが大きい。あっけないかもしれませんが、釣れちゃうとそれで終わりなんです」

     川の中に入ること数時間、残念ながらこの日の釣果はゼロ。その敗因を分析することを山田さんは忘れない。釣りのあとはベースキャンプへと戻り、ゆったりとした時間に身を委ねる。ほっと一息つきながら、ドライブと釣りの疲れを癒す。

     「自然の中にいると仕事やプライベートのことをフラットに眺められて、頭の中を整理することができます。釣りの最中はどうやって魚を釣るかということしか考えないけど、コーヒーを飲みながらボーッとしたり、ゆっくりと本を読んだりしていると、無駄な考えがいつのまにかなくなっていく感覚がありますね」


  • この日の釣果はゼロ。「水温が低く日も短かったので、魚が大人しかったように思います。あえて水の中に沈む毛針を選んで投げていたんですが、岩の下で静かにしていましたね」


  • はじめて釣れたときのことを山田さんは振り返る。「源流近くにいるネイティブの岩魚を釣って、身体中に力がみなぎるような、いままで感じたことのない感情が芽生えました」

  •  都会にいると、自然に身を置くことの大切さを忘れてしまいがち。でも、山田さんのライフスタイルから、その重要性を再確認することができた。

     「都会があるから自然が恋しくなるけど、そこにずっといると都会に戻りたくなる。その繰り返しなんです。この都会と自然を繋いでくれるクルマというギアがぼくには必要ですね。カングーなら、125ccくらいのオフロードバイクも自転車も積み込めそうです。ベースキャンプからバイクで釣り場まで行って、釣りを楽しむ。そうやって普段の遊びにプラスアルファの楽しみを加えられるのは、カングーの積載力があってこそ。せっかく乗るなら、そのクルマならではの楽しさを追求したいですね」

*この記事はウェブマガジン『HOUYHNHNM』掲載記事を再編集したものです。
houyhnhnm.jp

※掲載情報は2020年2月時点のものです。

Renault KANGOO / ルノー カングー

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