2019.06.07

RENAULT PRESSE #89 Couleur #WithKANGOO:夏を彩るカングー限定車は、知る人ぞ知るリゾート地、サントロペの青空をイメージ!


  • Renault Presse #089, JUNE 2019 Words by Kenichiro Uda
  • 今年の夏を彩るカングー限定車は、
    知る人ぞ知るリゾート地、サントロペの青空をイメージ!

  • ルノーファンにおなじみの人気の限定車「ルノー カングー クルール」
  • 2019年第2弾となる今回のモデルは
  • 南仏コート・ダジュールの空と海をイメージした
  • 夏らしい1台です。
  •  ルノーファンの皆さん、ボンジュール!6月といえば日本はジメジメとした梅雨の季節となりますが、そんな四季折々の変化があるのも日本の大きな魅力ですね。そして梅雨が終われば、いよいよ夏本番。ヴァカンスの計画はもう決まったでしょうか。今回は、この季節恒例の「ルノー カングー」の限定車「ルノー カングー クルール」をご紹介します。

     2019年第2弾となる今回のカングー クルールの専用カラーは、パステル系の「ブルー ドラジェ」です。パステルカラーのカングーといえば、今年3月に発売したクルールの「イヴォワール」以来となります。前回のクルールはフランス人にとって春を告げるお祭りである「イースター(復活祭)」をイメージしました。おかげさまで大変な好評をいただき、カングーにはやはりパステル系カラーがすごく似合うことがわかりました。ですので、今回もあえて技術的にむずかしいパステル系カラーを続けて採用しました。

     ブルー ドラジェのカングーのイメージは、ずばり「サントロペ」(Saint-Tropez)です。サントロペは地中海に面したコート・ダジュールのリゾート地のひとつですが、日本の皆さんにはカンヌやニースほど知られていないかもしれません。


  •  というのも、サントロペはもともと小さな漁師町で、人口も4,000人程度にすぎません。面積は東京23区で最も小さい千代田区や中央区とほぼ同じで、中心となる旧市街にしても、あっという間に一周できてしまうほどです。

     そんなサントロペの知名度が一気に上がったのは第二次世界大戦後の1950年代以降。この頃から、騒がしいニースやカンヌをあえて避けて、静かなサントロペに別荘を構える人たちが出てきました。その一人がフランスの大女優であるブリジット・バルドーで、それを機にサントロペは瞬く間に上流階級の間で人気となり、今では世界的なスターや経営者、政治家、そして各国の王族にいたるセレブたちの豪奢な別荘が立ち並ぶようになりました。

     フランスの良いところは古い景観を守る厳しいレギュレーションが課されるところ。サントロペ観光の中心となる旧市街は昔ながらの落ち着いた雰囲気のままです。食事代や宿泊代がかなりお高めなのと、港にぎっしり停泊しているヨットやクルーザーが豪華すぎる点も、いかにもサントロペらしいところです(笑)。

     カングー クルールのブルー ドラジェはそんなサントロペに広がる青空と青く澄みきった海をイメージして調合されたカラーです。サントロペも含めた南仏の旧市街はパステル調の建物で知られており、水深が深くて青が濃い地中海とパステル調の空や街並みの対比こそが、コート・ダジュールの雰囲気といえるでしょう。

     南仏の空と海を思わせるブルー ドラジェのカングー クルールで、爽やかな初夏の風を感じてみてください。

  • Saint-Tropez[サントロペ]

    面積:15.18km2

    人口:4,305人 ※2015年INSEE調べ


    フランス南部にあるリゾート地。20世紀初頭までは小さな漁村だったが、1950年代にフランスを代表するアーティストたちが好んで夏を過ごすようになり、コート・ダジュールのリゾート地として世界に名を馳せるようになった。夏のみならず、港にクルーザーが往来する光景は圧巻。



※掲載情報は2019年6月時点のものです。



ルノー カングー クルール

Renault KANGOO / ルノー カングー

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