2019.02.15

RENAULT PRESSE #85 Column:日本で感じる、パリの面影 丸の内仲通り


  • Renault Presse #085, FEBRUARY 2019 
    Photo by Keta Tamamura Words by Shota Kato


  • 日本で感じる、パリの面影 丸の内仲通り

  • 石畳の道路がアイコンの丸の内仲通り。
  • 歴史ある建築と現代アートが織りなすこの街は、
  • まさに日本の中にあるリトルパリだ。
  •  皇居と東京駅の間、内堀沿いの日比谷通りの1本東側を平行して走る通りがある。平日も休日も関係なく、つねに賑わいをみせている丸の内仲通りだ。

     丸の内仲通りといえば、かつては平日に多くのビジネスマンが行き交う一方で、休日はほとんど人通りのない閑静な場所だった。しかしながら、現在は街路樹が美しく立ち並び、有名ブランドの路面店、オフィスビル、複合ショッピング施設などが軒並みオープン。ビジネスマンだけでなくファミリーやカップルから海外旅行客までと、今や世界中のさまざまな人々が集う魅力あふれる通りへと様変わりした。特に冬になれば、イルミネーションの名所としてもっとも華やぐ。

     立ち並ぶショップのなかにはフランスゆかりのブランドも少なくない。最近ではルノーファンにもお馴染みの21世紀のパティスリー界を牽引するピエール・エルメの新店舗「Made in ピエール・エルメ 丸の内」もオープンを飾ったばかりだ。

     丸の内仲通りのいちばんの特徴、それはなんといっても地面にびっしりと敷き詰められた石畳だろう。クラシカルかつモダンなビル群と随所に置かれた現代アートが溶け合う雰囲気は、まさに歴史ある建築と現代アートが溶け合うパリの街並みを彷彿させる。

     日本でも数少ないこの石畳の道路こそ、「パリが仕立てたコンパクト」をコンセプトに掲げる「ルノー トゥインゴ」がよく似合う。そして、ファッション性の高い個性的なデザインは、洗練された美意識が漂うこの街にふさわしい。

     トゥインゴの持ち前のきびきびした走りでリズミカルな石畳を駆け抜けるのもよし。ショッピングや食事、美術鑑賞に興じるなどして、日本の中にある“リトルパリ”を感じていただきたい。


※掲載情報は2019年2月時点のものです。

Renault Japon OFFICIAL SNS