2017.01.12

RENAULT PRESSE #60  WHAT’S NEW:シンプルに、そしてさり気なく パリのエスプリが漂うトゥインゴ ゼン

  • RENAULT PRESSE #060, JAN, 2016 Words=Tatsuya Otani
  • シンプルに、そしてさり気なく
    パリのエスプリが漂うトゥインゴ ゼン


    シンプルな生き方を積極的に選択するフランス人に人気なコンパクトカーのベーシックグレード。
    そんなセンスが息づく「ゼン」グレードが新型トゥインゴにも登場。
  •  ルノーファンの皆さん、新年明けましておめでとうございます! 昨年はルノーライフを楽しんでいただけましたか?
    2017年もさまざまな場所にルノーとお出かけください。
     フランスには新年の風物詩として、「ガレット・ド・ロア」というアーモンドクリームをパイで包んだ焼き菓子が根付いています。その中には陶器で作られたフェーヴというミニチュアが隠されており、それに当たった人はその日の王様、女王様となり祝福を受けるのです。皆さんもフランス流のお正月を過ごし、ガレット・ド・ロアで運試しをしてみてはいかがでしょう。皆さんに幸せとともに素敵なルノーライフが訪れるよう、お祈り申し上げます。


  • 優れた小回り性と走り、広い室内、洗練されたデザインなどから、トゥインゴはクルマを愛する人たちの思いに応える。 左:ゼン 右:インテンス

  •  今年最初のお知らせは「ルノー トゥインゴ」についてです。「Tailored for Paris(パリが仕立てたコンパクト)」がコンセプトの新型トゥインゴはヨーロッパでヒット作となっていますが、日本でも大好評をいただいています。リアエンジン・リアドライブ(RR方式)による小回り性、広い室内、0.9Lターボエンジンと6速EDCの組み合わせが生み出す機敏でスムーズな走り、そして一目でそれとわかるクオリティの高い内外装のデザインが人気の秘密といえますが、そうしたアイデア、テクノロジー、そしてセンスはすべてパリの街を基本として生まれたもの。その意味では、「パリが仕立てたコンパクト」というコンセプトを日本でも受け入れていただいたのではないかと自負しています。
     そんなトゥインゴに新しいグレード、「ゼン」が追加されます。ゼンはお馴染みのベーシックグレードですが、インテンスと比較すると、シンプルな仕様が特徴的。主に、ホイール・サイドプロテクションモール・エアコンなどの仕様が変更となりますが、シート生地、トリムなどはトゥインゴ インテンスと共通です。エンジンは6速EDCモデルがインテンスと同じ0.9Lターボで、5MTモデルは1.0L NAエンジン。トゥインゴ ゼンの価格は6速EDCが180万円*、5MTが171万円*となります。
     トゥインゴ ゼンの魅力を一言で申し上げれば、「パリが仕立てたコンパクト」をさらに凝縮したモデルといえるでしょう。


  • シンプルな仕様が特徴的なゼンはフレンチベーシックとフランス式のエスプリを存分に味わえるグレード。

  •  パリを訪れたことのある方であればご存じのとおり、パリジャン、パリジェンヌが選ぶコンパクトカーはあくまでもベーシックグレード中心。排気量は極力小さくて、シート生地はシンプルなファブリック、足下はスチールホイールとカバーの組み合わせ。もちろんトランスミッションはマニュアルです。お金の使い方にシビアなパリジャン・パリジェンヌは、財布のヒモを緩める時と締める時を明確に区別します。これを指してよくフランスの合理主義といいますが、本当のところ、そうしたシンプルで自分らしい暮らしを積極的に楽しんでいるようにも思えます。
     トゥインゴ ゼンは、そんなフランス流の生き方に共感される方々に支持していただけるのではないか? 私たちはそんな期待を抱いています。
     黒一色のサイドモール、スチールホイールとカバーの組み合わせ、そして限られたエンジンパワーを丁寧に拾い上げるマニュアルトランスミッションといったシンプルな仕様から、まるで凱旋門のロータリーを縫うようにして走るパリっ子の気分を味わってみる。言い換えれば、フレンチベーシックを体感する。そんな楽しみ方がトゥインゴ ゼンにはマッチしているような気がします。


  • インテリアのトーンはトゥインゴ インテンスと同じ、ボディカラーに合わせた、ブルー・ルージュ・ブランの3色を用意。


  • 6速EDCに加えて5MTも登場。イージーに、アクティブに、好みに合わせて選べるトランスミッション。


  • トゥインゴ ゼンには、15インチホイールカバーが装着。

  •  実は、同じような考え方をする「ルノー カングー」のお客様も少なくありません。たとえば、マニュアルトランスミッションの比率が他ブランドでは考えられないほど高かったりするのも、そうしたフランス人のセンスを“格好いい”“オシャレ”と積極的に評価する方が日本にもたくさんいらっしゃることを物語っているようです。
     走りのよさや優れたスペースユーティリティはそのままに、日本にいながらにしてフランス式のエスプリを存分に味わえるグレードの誕生です。是非、その魅力をお近くのルノー・ディーラーにてお確かめください。

  • *メーカー希望小売価格、消費税含む

※掲載情報は2017年1月時点のものです。

※写真は欧州仕様車です

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